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薪ストーブの魅力 01



薪ストーブを体感した方は誰もが「あたたかい。。。」と口にします。
その暖かさの質みたいなものは、灯油ストーブや電気ストーブやエアコンのそれとは明らかに違う
ということを実感して思わず口から出る言葉となっています。
そして「心地よい」「やさしい」などの形容詞がそれに続きます。

なぜ暖かいのでしょうか。なぜ心地よくやさしいのでしょうか。

ご存知の方も多いと思いますが、「輻射熱」です。
薪を燃焼させた時に発生した熱エネルギーは、ストーブ本体または正面のガラスから赤外線として放出されます。
輻射熱は人を暖めるのはもちろん、自然素材やガラスなどに吸収されてその熱が留まる性質があります。
そのため、ストーブの火が消えたあとも穏やかに放熱され続けるので部屋全体が心地よく、優しい暖かさを保ちます。
部屋の空気に「対流」が起きる作用も部屋全体を温める要因となっています。

また、火は人を惹きつけます。
自然界には様々な「ゆらぎ」が存在します。
それは音であったり、光であったり、動きだったりします。
川のせせらぎ、海のさざなみ、木立のざわめき、木漏れ日のきらめきなどがそれです。それらによって人は無意識にでも癒しを感じているといいます。
薪が燃える炎にも「ゆらぎ」があり、焚き火や薪ストーブの炎のまわりには自然と人は集まり、心をオープンにして語らう情景は容易に想像できるのではないでしょうか。
やさしい暖かさに包まれ、心身ともに落ち着いた時間を共有できる。
素敵ですね。

災害時に薪ストーブが重宝した話は多く聞きます。
電気を必要としない薪ストーブは、以前北海道も経験したブラックアウトの時でも心強い存在になります。
あれが厳寒期の真冬に起きていたら。。。恐ろしい。

家族を、周囲の人たちを守りたい、という気持ちに応えてくれる。薪ストーブはひとつのアイテムになりうると思います。

子供の成長にも薪ストーブは貢献します。
一緒に何かを作ったり、一緒に汗を流したりと親子で共通の時間を過ごすことは子供の成長に大きな影響を与えます。
薪を中心に考えると、薪割りをする。できた薪を運ぶ。火をつける。料理をする。片付け掃除をする。
そのひとつひとつを、自分で考えてこなせる様になっていく。そこに成長を見ることができます。
火や斧が危険、なのではなく、インドアでもアウトドアでもそれらの怖さを知り扱いを体得する事が重要で大切なことだと実感します。

子供と一緒に親も成長する。
そんなイメージです。

いいことばかりではありません。
人によっては薪ストーブの生活は大変です。
ストーブ周りが薪の屑などで汚れます。
薪ストーブのガラスは毎回きれいに磨かなくてはなりません。
重たい薪を部屋に持ち運ばなくてはなりません。
薪から虫が飛ぶこともあります。
すぐには温まりません。
定期的に薪を焚べなければなりません。
燃え残った灰を定期的に捨てなければなりません。


はい。
それらも含めて楽しめる方に薪ストーブは適しています。
確実に薪ストーブライフをエンジョイしている人は増えています。
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